
THE KNIT TABI、実はすでに4回のバージョンアップ
2026年6月に発売した THE KNIT TABI は、実はすでに4回のバージョンアップを重ねています。発売時を Ver.1000 と数えて、10月中旬ごろ発売予定の第二弾の柄からは Ver.2201。ぱっと見は同じ一足でも、仕立ては少しずつ変わっています。今日はその話をします。
発売から3か月で、4回変えました
新しい商品は、売り始めてからが本番です。自分たちで履き、店頭でお客さまの足元を見て、工場で縫う人の手を止めて聞く。そこで見えた小さな引っかかりを、ひとつずつ直してきました。
前提:足袋屋は「布帛」の縫製工場です
足袋は、もともと布帛(ふはく)でつくられてきた履き物です。布帛とは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交差させて織った生地のこと。伸びにくく、形が崩れにくいのが持ち味で、白足袋のキャラコ(綿の平織り)が代表です。
これに対してニットは、糸でループをつくりながら編んだ生地。伸びて、戻る。靴下やTシャツの生地です。
行田の足袋工場は、100年以上、布帛を縫ってきました。ミシンも、抜き型も、職人の手の感覚も、すべて「伸びない生地」のためにできています。しっかりした織物を縫うのは大の得意。けれど、伸びる生地は正直、苦手でした。THE KNIT TABI は、その苦手に正面から取り組んだ商品です。
1回目 ── ミシンを、ニットに合わせる
最初に変えたのは道具です。布帛用のミシンでニットを縫うと、縫い目が落ち着かないことがあります。そこで、ミシンをニットを縫うためのものに替えました。細かな仕様はお見せできませんが、縫い上がりが安定し、シルエットが整いました。
2回目・3回目 ── 型紙と、口ゴムの微調整
道具が変わると、型紙の癖も見えてきます。2回目は、型紙の見直し。3回目は、履き口の口ゴム部分の微調整です。細かな仕様はお見せできませんが、どちらも「履いたときのおさまり」のための変更です。
4回目 ── 口ゴムの大改良
4回目は、履いたときにいちばん違いが出るところの変更です。履き口の口ゴム部分を、大きく見直しました。足首まわりのおさまりを、いちばん気にして直したところです。
いま届く一足のこと
初期からお求めいただいている皆さま、最近愛用してくださっている皆さまへ。手元の一足と、これから届く一足は、同じ THE KNIT TABI です。ただ、つくる私たちは、少しずつ上手になっています。
第二弾の柄からは、Ver.2201。10月中旬ごろの発売予定です。→ 第二弾の柄は、WAGARA
THE KNIT TABI は M(23.0〜25.5cm)・L(26.0〜28.5cm)の2サイズ、3,300円(税込)。洗濯ネットを使って、洗濯機で洗えます。









